伊藤雅俊名誉会長のお兄さん

「私が兄のことで思い出すのが、雨の日の兄の姿です。雨合羽が
買えないから、兵隊のときのオーバーを着て、荒縄で縛っていました。
喘息持ちなので、雨にあたると呼吸困難になってきます。
肩を上げて息つき、ぜいぜいあえぎながら御用聞きに回っていました。」

イトーヨーカドーグループの伊藤雅俊名誉会長の著書「商いの道」に、
伊藤名誉会長のお兄さんの姿が書かれています。

家庭の事情で学校に行くことができなかったお兄さんは、長い間一家の働き手
として苦労を重ね、喘息発作による心不全のため45歳で亡くなられました。

私も喘息持ちでした。喘息の発作は死ぬほど苦しいのです。
喘息の持病を持ちながらの商売は、さぞかし大変だったでしょう。
上の学校へ行くことができずに、丁稚奉公にいくことは辛かったでしょう。

現在の㈱セブン&アイ・ホールディングスの発展の礎には、こんな献身的な
努力があったのです。

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