にもかかわらず笑う

ナチスの強制収容所を生きぬいた精神科医であるヴィクトル・フランクル博士は、
どんなことでも笑いに変えてしまう特技をもたれていたそうです。
(雑誌「到知」2009年6月号より)
フランクル博士の収容での体験を記した「夜と霧」を読むと、収容所の悲惨な有様と
博士の高い精神性がよくわかります。

フランクル博士が収容所生活の中で、「毎日最低一つは笑い話をこしらえよう」と
仲間の囚人たちに話していたそうです。

私にとって驚きでした。「夜と霧」を読んで恐ろしいと思ったのは、囚人に対する
酷い扱いよりも人間性の喪失や心の荒みでした。そんな状況で笑えるなんて!

「にもかかわらず笑う」とはドイツのことわざですが、物事を達観視することによって
笑うことができるそうです。

つらくとも笑い飛ばしてしまえ!そう思える人はたいしたものです。

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