花のれん

吉本興業といえばお笑いの殿堂ですが、強固な財務基盤を誇る
優良上場企業でもあります。
吉本興業の実質的な創業者は吉本せい、という女性です。
吉本せいの半生を描いた山崎豊子の小説が「花のれん」です。

戦前の大阪の寄席小屋や桂春団治、エンタツ・アチャコなどの様子がよくわかります。
女手一つで移り変わりの激しい興業の世界をよく切り盛りしたな、と思います。
今のお笑いは吉本せいの時代に比べると少々小粒かな、という気がします。

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