所得税と法人税の課税の目的

明治新政府草創期(明治10年頃)、税収入の大半(約90%)は
固定資産税(地租)と酒税でした。
現在では所得税と法人税が国税収入の約70%を占めます。

所得税は明治20年、法人税は明治32年に創設されました。
所得税は日清戦争(明治27年)の、法人税は日露戦争(明治38年)の
戦費調達のために設けられました。
ちなみに相続税は明治38年、日露戦争中に創設されました。

戦費調達のために設けられた税制が今日まで続いているのです。

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