明珍火箸の風鈴
暑い日が続くと、風鈴の音色が涼やかに聞こえます。
四本の火箸を組み合わせた「明珍火箸」の風鈴の音色が好きです。
姫路の伝統工芸品ですが、製造元の明珍家は代々甲冑を作っていました。
明治維新になると火箸製造に業態を変え、戦後はさらに風鈴製造へ変わりました。
時代の変化を見据えて新たな業態にチャレンジする、あるいはやむにやまれず
新規分野や新規市場へ進出する、並大抵のことではありません。
私も経営者の一人ですが、新しい分野の仕事は結構大変です。
四方にアンテナを張って時代の変化を感じ取る、
「これだ!」と思ったことは継続してやり続ける、
こんな思いで新しい仕事をやっています。
新しい分野へ進出している会社の製品やサービスにとても親しみを感じます。