民法典を起草した三博士の肖像
読んでいた民法の本の1頁に古い肖像写真が掲載されていました。
民法典を起草した穂積陳重(41歳)、梅謙次郎(36歳)、富井政章(38歳)の
三博士の写真です。
明治28年民法草案脱稿のときの肖像写真ですが、驚くほど若い博士たちです。
国家の期待を一身に受けてドイツやフランスに留学し首席で卒業する、
短期間で国家百年の法体系を作り上げる、
明治人の使命感とパワーに圧倒されます。
普段なじみのある税法も会社法も、元をたどれば民法です。
三博士に敬意を表して民法典をしっかり読みたいと思います。