フィンテック会計導入
フィンテック会計導入がうまくいかない?
TKCの会計ソフト「FX2」を使ってFintechサービスの
導入を進めています。
Fintechサービス最大のメリットは、
銀行口座の入出金データをインターネットを介して
自動受信できること、です。
これにより経理事務は格段に省力化されます。
法人がFintechサービスを活用するためには、
銀行の法人向けインターネットサービスを
利用していなければなりません。
メガバンクS銀行のインターネットサービスを
使用している顧問先X社で、
Fintech導入がうまくいきませんでした。
S銀行の法人向けインターネットサービスには、
・現行サービス
・旧サービス
(新規加入はできないが、既加入者は利用できる)
があります。
X社は両サービスを併用していました。
TKCのFintechサービスでは、このインターネット
サービスの「併用」を想定しておらず、
不具合となりました。
TKC側で不具合を修正してもらいFintechを利用できる
ようになりましたが、数日かかりました。
Fintech活用は銀行のインターネットバンキング
利用が前提ですが、銀行のサービスは必ずしも
Fintech使用を想定していないのです。
Fintech会計は最近始まったばかりです。
導入には少なからず障壁があります。
新しいことをやろうとすると面倒です。
軋轢もあります。
それでも、やらなければならないと思います。
慣れ親しんだことだけやっていると、そこには
進歩はないのです。