生涯投資家
『村上世彰』といえば「村上ファンド」や「村上タイガース」といった 悪いイメージしかありませんでした。
著書でかなり印象が変わりました。
・投資家はリスクをとって必要資金を投入する。
・経営者は受託した資金を活用して利益を上げて株主に還元する。
・「コーポレート・ガバナンス」を機能させて、株主である投資家が経営者を監督する。
・資金を効率的に循環させることにより、経済全体が活性化する。
シンプルで当たり前のことだと思います。
上場企業は資金を内部にため込むだけではいけないのです。
経済活動が広がりません。
村上氏はここに風穴を開けようとしたのです。
私が普段接するのは未上場企業ですので、
自己資本比率を向上させること、
すなわち利益を上げて資金をため込むことを、
私は重視しています。
未上場企業でも、自己資本比率を高めたら
次のステップとして「コーポレート・ガバナンス」を機能させないといけない、
と考えるようになりました。