不撓不屈
TKC創始者飯塚毅先生は、いわゆる「飯塚事件」に巻き込まれます。
国税当局の不当な調査、とこれに対する反論や異議申立、国会での
論戦などを経て、国税庁長官の引責辞任で幕を閉じます。
一連の流れは高杉良氏の小説「不撓不屈」に描かれており、
映画にもなりました。
飯塚先生は激しい気性の人です。
大蔵省のキャリア官僚と激論を交わし、恨みを買ったことが
事件のきっかけとなりました。
税務当局相手の交渉は、時には激論を交わすことも必要です。
しかし、まずは当方の主張をきちんと理解してもらう、ということを
心がけねばなりません。激論は最後の手段です。